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プレスリリース
- 鹿児島一、南九州一の繁華街「天文館」を市民・県民も一緒になって盛り上げたい!
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2007年9月15日(土)版 リビングかごしまに掲載されました。
鹿児島の商業、行政、交通をはじめ、多様な都市機能を集積し、南九州の発展をけん引してきた街「天文館」。鹿児島に住む人なら誰もが一度は訪れ、忘れられない多くの思い出を作ってきたのではないでしょうか。
そんな天文館に、今年6月8日、天文館地区の商店街や飲食店、デパートなど、13の団体が参加し、「We Love天文館協議会」は発足しました。相次ぐ郊外型大型商業施設のオープン、移りゆく時代の中で"もう一度かつてのにぎわいを取り戻したい"と願う、同協議会会長の有馬勝正さんに話を聞きました。
「これまでも個々の商店街や町内会で町づくりの活動はありましたが、今回のように、業種や商店街・町内会の垣根を越えて団結したのは初めて。発足式当日の朝に行った天文館地区一斉清掃の参加者は約600人を数え、天文館を愛する心やもっと良くしたい、という強い意志を感じましたね。多くの企業や店舗が入口に統一のロゴを貼付してくれ、天文館に訪れるたくさんの市民・県民に"We Love天文館協議会"の存在を知ってもらえたらと思います。」
気になる今後の活動は
順調なスタートを切った協議会。気になるこれからの活動についても伺いました。
「協議会では、"魅力あるまちづくり"推進のため、インフラ整備に頼らない独自の"まちづくり憲章"を掲げています。"街は誰のためにあるのか"、売り手・買い手という立場を取っ払って皆で考え、ソフト面の充実を図って行きたいですね」と商業者だけでなく、市民・県民(消費者)を巻き込んだ街づくりであることを強くアピールします。
「お客さんが"欲しい"と思うものがすべてそろいうバランスの良さが"街"の魅力。でも、ふと見ると、全く異なる業種、店舗が隣り合っている。そんなアンバランスさも天文館という"街"の魅力なんです。ぜひ、皆さんにはゆっくり歩いてその魅力を感じて欲しいですね。」
新しい時代に向けて、大きな一歩を踏み出した天文館。今秋には、国道225号中町交差点に全国で初めて国道上にアーケードがかかります。そのほかにも、シネコン建設の構想やモラル・マナーの向上、エコ対策など、その進化はとどまることを知りません。
「多くの大切な思い出を作ってくれた天文館。商業者も消費者もそれぞれの原点に返り、"魅力あるまちづくり"をみんなで始めましょう」
(公開日:2007年09月14日〜2007年09月14日)