プレスリリース
- 総力戦で天文館に活
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2007年9月7日(金)南日本新聞夕刊に掲載されました。
山形屋社長は三越へ三越店長は山形屋へ
鹿児島市天文館の活性化を目指し、山形屋=同市金生町=と三越鹿児島店=同市呉服町=が初めて組む共同イベント「百貨店へ行こう!百華繚乱(りょうらん)祭」が7日、始まった。初日は山形屋の岩元修士社長が三越に、三越の平正秀店長が山形屋の店内で来場者に花束を渡す"歴史的"なオープニングイベントも実現した。期間中は両店にイベントで買物をした人を対象に、スタンプラリーなどが開かれる。9日まで。
2店共同イベント開始
午後10時の開店と同時に、岩元社長と平店長がお互いの店でコスモスの花と「We Love天文館」のシールを一人一人に手渡しながらイベントをPRした。
岩元社長は「心おどる感じ。ライバル店同士、切磋琢磨(せっさたくま)する姿勢はそのままで、違った視点で天文館の活性化に取り組んでいく」。平店長も「お互いがチームとして共存共栄し天文館を盛り上げたい。本当にテンションが上がった」と共同イベントの感想を語った。
山形屋を訪れた同市福元町の中村香代子さん(51)と史織さん(23)親子は「とても楽しそうなイベント。イオンができても天文館に足を運びたい」と話した。
イベントは、山形屋で開催中の「MoNoフェア」と、三越のスイーツ庭園で買い物をして、スタンプをもらうと、商品券などが当たる抽選会に参加できる。両店のパンが食べ比べできる詰め合わせセットも共同販売する。
同イベントは天文館活性化を図る「We Love天文館協議会」のキャンペーンの一環。期間中、同協議会も「天文館へ行こう」と銘打ち、航空券などが当たるスロットゲームをする。10月6日のイオン鹿児島ショッピングセンター=同市東開町=の開業を控え、総力戦で対抗する構えだ。
(公開日:2007年09月07日〜2007年09月07日)