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プレスリリース
- アーケード全面禁煙 天文館と中央駅周辺/来月から
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平成19年10月18日(木) 南日本新聞に掲載されました。
鹿児島市は11月1日から同市天文館の金生通り、いづろ通り、照国表参道、天文館電車通りの4通りと、中央町の一番街北側の一部、都通りを新たに路上禁煙地区に指定する=図参照。市の「みんなでまちを美しくする条例」に基づくもの。今回の指定で、市内繁華街にある商店街アーケード内はすべて禁煙となる。
指定された通りでは、歩きたばこや携帯吸い殻入れを用いての喫煙を含め、一切の喫煙行為が終日禁止される。まち美化推進指導員が注意や指導してもポイ捨て行為をやめない悪質な違反者には、2000円の過料が科せられる場合もある。
市は2004年10月から路上禁煙地区の取り組みを始め、これまでに天文館、中央駅地区で10カ所を指定している。今回の指定で15カ所、総延長3919メートルが対象となる。
指定拡大について市環境衛生課は「買い物客から喫煙マナーへの苦情を受けている各通り会から要望があったため」としている。現時点では他地区で指定の予定はなく、現状を見守るという。
市が毎年実施している禁煙地区内の定点調査によると、指定後の吸い殻の数が4-9割減少するなど、着実に効果が上がっている。また、愛煙家から市に対する直接的な苦情もないという。
市は指定拡大に合わせ11月1日は喫煙マナー向上を呼びかける街頭キャンペーンを実施、啓発チラシの配布や路上アンケートで周知を図る。
(公開日:2007年10月18日〜2007年10月18日)